朝ドラ「おむすび」視聴率ワーストへ?橋本環奈主演も響かず12%台が続く理由

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NHK連続テレビ小説『おむすび』が、歴代朝ドラでワースト視聴率を更新する可能性が高まっています。

初回視聴率は16.8%と好調なスタートを切ったものの、その後は右肩下がりで推移し、第13週以降は12%台が続いています。これは、2009年の『ウェルかめ』(13.5%)を下回るペースです。

橋本環奈さんを起用した新機軸「ギャル×栄養士」のヒロイン設定も、視聴者の共感を十分に得られなかった背景や、作品内容への不満が原因とされています。この記事では、視聴率低迷の理由と今後の影響について詳しく解説します。

この記事を読むとわかること

  • 朝ドラ『おむすび』の視聴率が過去最低水準で推移
  • 視聴者が共感できなかったヒロイン像とその要因
  • 今後の朝ドラ制作に与える影響と課題

『おむすび』視聴率が12%台連発、ワースト更新濃厚

2025年3月28日に最終回を迎えるNHK朝ドラ『おむすび』が、過去ワースト視聴率の記録を塗り替える可能性が高まっています

初回視聴率は16.8%と上々のスタートを切りましたが、第13週以降は平均12%台が続き、週平均12.1~12.8%で低迷しています。

このまま推移すれば、2009年放送の『ウェルかめ』(平均13.5%)を下回る“朝ドラ史上最低”の記録になるのは時間の問題とみられています。

週平均12.1〜12.8%台で推移、13.5%の『ウェルかめ』を下回る見通し

視聴率の下落は一時的なものではなく、第3週あたりからじわじわと下がり始め、第10週以降は12%台で横ばいのまま推移。

NHKが大きな話題性を期待して橋本環奈さんを主演に起用したにもかかわらず、作品全体として視聴者の支持を獲得できなかった点が注目されています。

SNSでも「内容が薄い」「共感できない」といった声が目立ち、“朝ドラ離れ”を加速させる結果となってしまいました。

最終回を前に“盛り上がりゼロ”の異例事態

現在放送中の第24週(最終週)においても、物語に大きな盛り上がりや話題性がなく、最終回直前の“視聴率の跳ね上がり”も期待薄です。

通常、朝ドラはクライマックスで感動的な展開が用意されているものですが、『おむすび』ではそれがほとんど感じられないとの声も。

ネット上では「史上初、盛り上がらずに終わった朝ドラになるのでは」と揶揄する投稿も散見され、NHKとしては非常に厳しい局面を迎えています。

「共感できないヒロイン」が視聴者離れの原因に

視聴率が低迷する最大の理由のひとつとして、主人公・米田結のキャラクターに視聴者が共感できなかったという点が挙げられます。

“ギャル魂を胸に栄養士として人を救う”というコンセプトは斬新でしたが、物語の中でその姿勢が揺らいだり、意志が曖昧だったりする描写が目立ちました。

その結果、視聴者は「何をしたいのか分からない」「目標が見えない」といった不満を感じやすくなり、感情移入が難しい朝ドラヒロインという印象を抱かせることとなりました。

ギャル設定・栄養士ストーリーへの違和感

ヒロインの“ギャル”設定に関しては、ポジティブに受け取る声と、やや浮いて見えるという声が真っ二つに分かれました。

物語の途中から突然ギャルになる姉・歩との関係性や、ギャル的な要素が話の中で十分に機能していないことに疑問を持つ視聴者も多く、「ギャルである意味が物語に反映されていない」という指摘も目立ちました。

また、栄養士としての活動が描かれても、“一話完結型の感動”や“スキルの成長”といった朝ドラらしさに欠ける構成が、ドラマ全体の印象をぼやけさせてしまいました。

成長しない主人公と“薄い人間ドラマ”に厳しい声

もう一つの大きな要因が、ヒロインの成長が描かれにくい構成だった点です。

栄養士として患者と関わる過程や、結婚・出産・復職などのライフイベントがあるにもかかわらず、ヒロイン自身の“内面の変化”が視聴者に伝わりにくいという欠点がありました。

そのため、「何も変わらない主人公に毎朝イライラする」「応援できない」という反応が広がり、長期間にわたって見続ける朝ドラの魅力が薄れてしまったと言えます。

橋本環奈の起用は話題性のみ?期待が裏目に

『おむすび』でヒロインを演じたのは、国民的女優・橋本環奈さん

その抜群の知名度と明るいイメージから、「朝ドラらしからぬギャルヒロイン像を演じきれるか?」という期待が高まりました。

しかし結果としては、話題性は先行したものの、作品の魅力として視聴者を引き込み続けることができなかったという評価が大勢を占めています。

主演の出番減少で「存在感が薄い」との指摘も

物語中盤以降、橋本さんの登場シーンが少なくなった回も多く、「ヒロインの存在感が回によって不安定」「演出に振り回されている」といった声が目立ちました。

また、“成長しないキャラクター”の印象が強くなったことも、彼女の魅力を十分に活かしきれなかった一因と考えられます。

橋本さん自身の演技力というよりも、脚本と演出の問題によって期待値とのズレが広がった形です。

スキャンダルや制作サイドへの不信感も視聴率に影響

一部メディアでは、制作サイドの路線変更や現場の混乱、さらに出演者に関する報道なども、視聴者の信頼感を下げた要因とされています。

“朝ドラ”という公共放送のブランドにふさわしくない展開との意見もあり、制作体制そのものに疑問を抱いた層が離脱した可能性も否定できません。

つまり、橋本環奈さんの起用という“切り札”が、逆に作品の構造的な弱さを露呈させてしまったとも言えるでしょう。

朝ドラ視聴率の歴史と『おむすび』の位置づけ

NHKの連続テレビ小説、いわゆる「朝ドラ」は、半世紀以上の歴史を誇る国民的コンテンツです。

その中でも視聴率は、常にその作品の評価を示す重要な指標とされてきました。

『おむすび』は、視聴率という面でその長い歴史の中でも異例の“低水準”に位置づけられています。

過去の朝ドラワースト10と比較して明確な低下傾向

これまで朝ドラの平均視聴率がワーストとされてきたのは、2009年の『ウェルかめ』(13.5%)でした。

『おむすび』はこれを下回る週平均12%台が続いており、歴代最低の可能性が非常に高いと見られています。

過去10年では、2021年の『おかえりモネ』(16.3%)、2022年の『ちむどんどん』(15.8%)なども“低迷気味”とされてきましたが、それでも13%を割る水準は前例がありません

「時計代わり」の朝ドラ文化に変化が訪れている?

視聴率低迷の背景には、視聴スタイルの変化も大きく影響しています。

以前は「朝の支度中にテレビをつけておく“時計代わり”」として多くの家庭に朝ドラが定着していましたが、今やスマホやネット配信の台頭で“ながら視聴”の環境自体が変化しています。

そうした中で、内容に引き込まれない朝ドラはすぐに“見切り”をつけられる時代になっていると言えるでしょう。

『おむすび』低迷が今後の朝ドラに与える影響

『おむすび』の視聴率低迷は、今後のNHK朝ドラの方向性に大きな影響を与える可能性があります

特に“チャレンジ枠”とも言えるキャスティングや題材選びの見直し、さらに脚本や演出の安定感が重視されるようになると予想されます。

公共放送としての使命とエンタメ性のバランスをどう取るか、NHKは新たな課題に直面していると言えるでしょう。

キャスティング・題材選びの方向転換はあるか

『おむすび』は、橋本環奈という若年層に人気のタレントを起用し、“ギャル”という尖ったテーマに挑戦した作品でした。

しかしその結果は視聴率の低迷に終わり、「新しさ」よりも「朝ドラらしさ」を重視する流れに戻るのではないかとする見方も強まっています。

今後は実在モデルの女性や歴史的人物を扱った“王道路線”が再び選ばれる可能性も高いといえるでしょう。

NHKと視聴者の“すれ違い”が浮き彫りに

『おむすび』を通して明らかになったのは、“NHKが伝えたいこと”と“視聴者が見たいもの”とのズレです。

例えば、「ギャル×栄養士」という設定に込めた“多様性”や“現代的価値観”は重要なテーマでしたが、視聴者がそれをエンタメとして受け入れられる脚本や演出が伴わなかったことで、空回りした印象になりました。

この経験は、今後の作品づくりにおいて、視聴者ニーズを丁寧に読み取る姿勢の重要性を改めて突きつける結果となったはずです。

朝ドラ『おむすび』視聴率問題のまとめと今後

『おむすび』は、朝ドラとして新しい挑戦を試みた意欲作であった一方で、その革新性が視聴者の期待と大きく乖離していた点が、視聴率の低迷という結果につながったと言えるでしょう。

“ギャル×栄養士”というテーマや主演の橋本環奈さんの起用には話題性があったものの、物語構成・キャラクター設計・演出面で課題が残る作品となりました。

テーマと演出が合致しなかった“実験作”の結末

『おむすび』は、多様性・現代性といった重要な社会テーマを扱いながらも、それをエンタメとして昇華する手法に苦戦しました。

結果的に、「誰のためのドラマだったのか?」という根本的な問いが残る形となり、朝ドラの“挑戦”としては評価されるが、“作品”としての完成度には疑問が残るという意見が多く見られます。

NHKにとっても、実験的アプローチの限界とリスクを見極める転機となったのではないでしょうか。

次作への反省と再起動に期待

次期作では、視聴者が感情移入できる主人公像や、物語としての軸の明確さが求められるでしょう。

また、演出やナレーション、テンポなど“毎朝観たくなる心地よさ”を再確認し、王道路線とのバランスを模索する時期に来ているとも言えます。

『おむすび』の低迷は決して無駄ではなく、朝ドラというブランドが再び信頼されるための貴重な一歩となることを願いたいです。

この記事のまとめ

  • 朝ドラ『おむすび』が歴代最低視聴率の可能性
  • 共感を得られないヒロイン像が要因の一つ
  • 橋本環奈の起用も視聴率回復にはつながらず
  • 演出とテーマのミスマッチが課題に
  • 今後の朝ドラ制作方針に影響を与える転機に

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