あなたを奪ったその日から第9話ネタバレ｜11年前の事故の真実と親子の秘密

2025年6月16日放送のカンテレ・フジテレビ系ドラマ『あなたを奪ったその日から』第9話では、ついに11年前の「食品事故」の真相が明かされ、物語はクライマックス目前の衝撃展開を迎えました。

中越紘海（北川景子）が被害者遺族であったことを知る旭（大森南朋）、疑念を深める望月（筒井道隆）、そして鍵を握る娘・美海（一色香澄）との関係性が一気に浮き彫りにされます。

旭の警告、萌子の捜索、娘・梨々子（平祐奈）の苦悩、さらに“灯”という名前がもたらす衝撃のラスト…。今話はシリーズ最大の転換点といえる1話となりました。

この記事を読むとわかること

紘海が“被害者遺族”であると旭が知る瞬間

物語の核心に迫る第9話では、11年前に発生した“食品事故”の被害者遺族が、主人公・紘海（北川景子）だったという衝撃の真実が明らかになる。旭（大森南朋）は、彼女が関係者であることに気づき、全てが偶然ではなかったと愕然とする。

旭は過去に起きた事件と、紘海とのつながりを知ったことで激しく動揺する。しかし同時に、「なぜ今、彼女が自分に近づいてきたのか？」という疑念も抱き、過去と現在の間で揺れ動く自分と向き合おうとする。

望月（筒井道隆）は、紘海の娘・美海（一色香澄）が持っていた電車キーホルダーに着目する。それは11年前の事故と関連するアイテムであり、望月はそこから親子関係に疑念を抱き始める。

望月は、過去の事件と紘海親子を結びつける証拠を掴もうと美海に接近する。その執念にも似た行動が、やがて旭や紘海にも波紋を広げていく。

旭は望月に対し、「紘海には関わるな」と強く忠告する。それは、望月の執拗な調査が紘海だけでなく美海にも危害を及ぼすことを恐れての言葉だった。

同時に、旭は謎の失踪を遂げた萌子の行方を追う中で一本の電話を受け取る。その通話が、事態を思わぬ方向へと加速させる重要な転機となる。

旭の娘・梨々子（平祐奈）は、オーバードーズを起こすという衝撃の行動に出る。心に抱えていた孤独と重圧、そして“父への想い”が限界を迎えていた。

事件後、旭と梨々子の間に生まれた短い会話の中には、深い断絶と微かな希望が同時に込められていた。旭は初めて娘の“声”に向き合おうとする。

物語終盤、旭が紘海に電話をかける。だがその会話の中で、思いもよらぬ言葉が口からこぼれる。それは「灯（あかり）」という名だった。

その名前を聞いた紘海の表情が一変する。“灯”とは何を意味するのか。視聴者にとっても、全ての関係を再定義するきっかけとなるワードとして、物語のラストに重くのしかかる。

第9話では、11年前の事故の真相、紘海が被害者遺族であること、そして“灯”というキーワードが明かされ、これまで張り巡らされてきた謎が大きく動いた。

すべての真実が交錯し、登場人物たちの過去と現在が絡み合う中、ドラマは最終章へと突入。次回、すべての“罪と赦し”が試されるクライマックスを迎える。

この記事のまとめ