カンテレ・フジテレビ系の火曜ドラマ『パラレル夫婦』第4話では、ついに“夫婦の事故死”が単なる不幸な出来事ではなく、怨恨による殺人であった可能性が浮上します。
主人公・なつめは、その事実を夫・幹太に告げることなく、単独での調査を開始。しかし、真相に近づくにつれて、二人の命にも再び危険が迫り始めます。
この記事では、第4話のあらすじとネタバレを軸に、物語が大きく動き出す展開、そして黒幕の存在に迫るサスペンスの要素を徹底解説します。
- 『パラレル夫婦』第4話のネタバレとあらすじを徹底解説
- 事故死は「怨恨による殺人」の可能性が濃厚に
- なつめの単独捜査と幹太の内面変化が描かれる
- 黒服の人物による襲撃シーンで物語は急展開へ
- 今後の展開予想と黒幕候補の考察も紹介
第4話の核心:事故死は怨恨による“殺人”?
『パラレル夫婦』第4話では、これまで“事故死”とされてきた幹太(伊野尾慧)となつめ(伊原六花)の死に、第三者による殺意の可能性が急浮上します。
物語はここからサスペンス色を強め、夫婦の死の真相に迫るフェーズへと大きく動き出します。
鍵を握るのは、なつめの伯父で刑事の実(野添義弘)。彼の調査によって、幹太をひき逃げした車が盗難車だったことが判明。つまり、事件は偶然ではなく、計画性を感じさせる“怨恨による殺人”である可能性が高まったのです。
伯父・実の証言と盗難車の存在が導く真相
第4話の前半で、なつめは伯父の実から重大な事実を知らされます。
「幹太をひいた車は盗難車だった」という報告と共に、事故ではなく何者かの意図が働いた事件である可能性があると告げられるのです。
これにより、夫婦の死に関わる真犯人が存在するという前提が生まれ、ドラマのトーンは一気にスリリングな展開へと移行していきます。
なつめの疑念と幹太への沈黙が意味するもの
この事実を知ったなつめは、当然、パラレルワールドに存在する幹太にも危険が及ぶと察知します。
しかし、感情的に動きやすい幹太に真実を伝えれば、彼が暴走する危険があると判断。
そこで彼女は、あえて黙ったまま単独で真相を追うことを決意します。
この選択が、やがて夫婦に新たな“距離”を生むと同時に、なつめ自身の命を危険にさらす展開へとつながっていくのです。
なつめの単独捜査と広がる不安
伯父・実の協力を受けながらも、なつめは自らの判断で単独捜査に踏み切ります。
幹太に真実を伏せることで守ろうとしたその行動は、同時に“知らぬ間に孤立するリスク”を孕んでいました。
それは、真相に近づけば近づくほど周囲の空気が変化していくことを、なつめ自身が身をもって感じ取っていく展開にも繋がっていきます。
職場の協力を得て幹太の人間関係を洗い出す
なつめは「幹太が誰かに恨まれるような覚えがあるのか?」を調べるため、会社の同僚たちに事情を説明します。
守谷(八嶋智人)ら周囲の人物は驚きつつも、なつめの頼みに応じて幹太の仕事ぶりや人間関係について証言を始めます。
しかし、誰一人として「恨みを買うような人物」とは思っていないという事実が、逆に謎を深めていくのです。
怪しい同僚や謎の男“ヤマっち”の存在
さらに、なつめの周囲には不穏な人物が浮上してきます。
特に注目すべきは、ゲームバーの店長・丸山(野村康太)の不自然な登場頻度と、なつめのスマホに現れた謎の人物“ヤマっち”の存在。
視聴者の間でも「この二人のどちらかが黒幕では?」と噂されており、第4話の時点で彼らの素性や過去が明かされないことが、不安を煽るサスペンス演出に大きく貢献しています。
なつめが真相に近づこうとするほど、“何かに見張られているような気配”が強まっていく――それが第4話後半の緊張感を生み出す核となっていました。
幹太の気づきと変化:妻を“管理”していた自分
第4話では、なつめが単独で動く一方で、幹太の内面にも大きな変化が訪れます。
幹太は過去の言動を振り返る中で、自分が「愛する」という名のもとに、なつめを無意識に“管理”していたことに気づきます。
この内省が、2人の関係に“再生”の光をもたらす第一歩として描かれていました。
過去の行動を反省し、なつめとの再生を模索
幹太は、なつめの不倫疑惑に過剰に反応してしまったこと、そして日々の生活の中で「これが幸せだ」と一方的に押しつけていたことを思い返します。
「彼女の幸せを本当に考えたことがあっただろうか?」
そう自問することで、ようやく“夫婦とは何か”という本質と向き合うようになるのです。
この描写は、単なるサスペンスの中に、ヒューマンドラマとしての深みをもたらす重要な要素となっています。
一方で迫る黒い影──マンション前の不審者
しかし、幹太が内面的に成長しようとする裏で、事態は着実に悪化の一途を辿っています。
仕事を終えて帰宅した彼がマンションの前で目撃したのは、黒い服を着た謎の人物。
その存在は不気味にたたずんでおり、視線を向ける幹太と目が合うような演出が、第4話終盤の緊張感を極限まで高めます。
この瞬間から、サスペンスの主導権は「幹太もまた狙われる側」であることを観客に強烈に印象づけるのです。
ついに襲撃!なつめに迫る黒服の人物とは?
第4話のクライマックスでは、ついに黒幕と思しき人物の“直接的な襲撃”が描かれ、物語は一気に緊迫感を増します。
幹太が黒服の男に気づいた直後、なつめもまた同じようにマンション前で“気配”を察知し、恐怖を感じながら部屋に戻るという、極めてシンクロした構図が用いられました。
この演出は、視聴者に「2人は同時に狙われている」ことを明確に提示しており、次回への伏線として強烈な印象を残します。
不安を感じる描写とサスペンス演出の見どころ
なつめがエレベーターから降り、廊下を歩きながら「背後に誰かがいるような気がする」という視線と足音の演出は、まさにホラーサスペンスの王道。
部屋のドアに手をかけ、鍵を回す指が震える描写、そして静寂の中でわずかに軋む床の音──。
演出の一つひとつが、視聴者の緊張をじわじわと引き上げていく構成になっています。
ラストシーンの衝撃と第5話への布石
ついにドアを開けたその瞬間──なつめは背後から黒服の人物に襲われるというショッキングな展開に突入します。
画面はなつめの驚愕の表情を映し、そこで第4話は終了。
視聴者に強烈な「つづきが気になる!」という感情を残す、サスペンスドラマの理想的な引きとなっています。
果たして、なつめの運命は? そして、黒服の正体は“誰”なのか──。
第5話では黒幕の輪郭がさらに明確になっていくことが予想され、まさに物語は核心へと突入しようとしています。
パラレル夫婦 第4話ネタバレまとめと今後の展開予想
第4話は、物語の転換点ともいえる「怨恨による殺人説」の浮上と、幹太・なつめが共に“狙われている”という新たなフェーズへの移行を描きました。
単なるミステリーや夫婦再生ドラマにとどまらず、心理サスペンスとしての緊張感が一気に高まった回だったといえます。
ここでは、物語の重要ポイントを整理し、次回以降の注目すべき展開を予想します。
- 幹太を襲ったのは盗難車──事故死は怨恨の可能性
- なつめは真相を伏せ、単独で捜査を開始
- 幹太は“管理夫”としての過去を反省、関係修復の兆し
- マンション前での不審者目撃、そしてなつめが襲われる
今後の展開予想:黒幕の正体は誰か?
物語の焦点は、黒服の人物=真犯人の正体へと移っていきます。
ネット上でも、ゲームバーの店長・丸山や、たびたび登場する謎の人物“ヤマっち”、そして上司・守谷などが候補として挙げられており、全員が“怪しく見える”構成になっています。
また、「1日3分しか再会できない」というパラレル設定にも、何者かの意図が絡んでいる可能性が高く、第5話以降でその“仕組み”の裏側が明かされると予想されます。
サスペンスの核心と、夫婦関係の修復という二重構造が巧みに絡み合う『パラレル夫婦』。
次回、真相にどこまで迫るのか──そして2人の関係は再び交わるのか──第5話の放送が待ちきれません!
- 幹太の事故死は「怨恨による殺人」の可能性が浮上
- なつめは真相を伏せて単独で調査を開始
- 幹太は過去の言動を反省し、変化の兆しを見せる
- 怪しい同僚や“ヤマっち”など黒幕候補が浮上
- 黒服の人物がマンション前に現れる不穏な展開
- なつめが背後から襲われる衝撃シーンで終了
- 物語はサスペンス本格化、次回から核心に迫る展開へ
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