日曜劇場『キャスター』でリケジョ役に挑戦　のん、11年ぶり民放ドラマ出演！

俳優・アーティストののんが、TBS系日曜劇場『キャスター』第3話（2025年4月27日放送）にゲスト出演し、“リケジョ”こと理系女子の若手研究者・篠宮楓役を演じます。

これは彼女にとって約11年ぶりの地上波ドラマ出演となり、放送前から大きな注目を集めています。

本記事では、のんが演じる役柄の詳細、ドラマ『キャスター』の見どころ、のんのコメント、共演者情報などをまとめてご紹介します。

のん、11年ぶりの民放ドラマ出演に注目集まる

のんがTBS系日曜劇場『キャスター』にゲスト出演することが発表され、各メディアで大きな話題となっています。

地上波民放ドラマ出演は、2014年の『世にも奇妙な物語’14春の特別編』以来、約11年ぶりとなります。

今回の出演はドラマ第3話（2025年4月27日放送）で、社会的テーマを扱う本作でのんがどのような存在感を放つか、多くのファンや視聴者が注目しています。

2025年4月27日放送の第3話に登場

のんが登場するのは2025年4月27日（日）夜9時から放送の第3話。

彼女が演じる「篠宮楓」は、作品のキーとなる“事件”の中心人物であり、ストーリーに大きな緊張と謎を生み出す存在として描かれます。

第1話から高視聴率を記録している本作において、のんの参加はさらなる話題性を呼ぶでしょう。

のんが語る久々のドラマ現場での感想

のんは今回の出演に際し、「うれしく刺激的な時間を過ごさせていただきました」とコメント。

さらに「阿部寛さんとは12年ぶりの共演でとても嬉しかった」「現実に迫りつつも希望を持たせるストーリーにドキドキした」とも語り、心からこの作品に参加できたことを喜んでいる様子がうかがえます。

撮影現場では、過去に助監督として関わっていた金井紘監督と再会し、「当時の恥ずかしい思い出話もできた」とのことで、のん自身にとっても記念的な出演となっているようです。

演じるのは“リケジョ”篠宮楓役

のんが今回演じるのは、帝都大学の若手研究者・篠宮楓（しのみや かえで）。

通称“リケジョ”と呼ばれる理系女子で、物語のカギを握る存在です。

彼女が発表した「新たな万能細胞」の研究が、世間に大きな波紋を広げることとなります。

帝都大学の若手研究員、万能細胞の発表者

篠宮楓は、将来を嘱望される科学者として帝都大学で研究に没頭しているキャラクターです。

彼女が発表した新しい万能細胞は、国内外から注目される科学的ブレイクスルーであり、メディアもその研究に注目。

しかし、その裏にある思惑や個人的な葛藤が徐々に明かされ、物語に奥行きと人間ドラマを加えていきます。

取材拒否と不正疑惑が生むストーリーの緊張感

楓は、なぜかメディアの取材を一貫して拒否しており、その不可解な態度が周囲の疑念を生む原因に。

SNS上では「何か隠しているのでは？」といった声も広がり始め、研究不正疑惑という火種が燃え上がります。

のん演じる楓が真実を語る日は来るのか？キャスター・進藤（阿部寛）との対峙にも注目です。

日曜劇場『キャスター』のあらすじと見どころ

TBS系で毎週日曜21時に放送されている日曜劇場『キャスター』は、報道番組を舞台に“真実を伝える覚悟”を描いた社会派ドラマです。

主演・阿部寛が演じるキャスター・進藤壮一は、視聴率よりも真実を追い求める報道マンとして、次々と事件や社会問題に挑みます。

テレビの前の私たちにも「報道とは何か？」を問いかけてくる重厚なストーリーが展開されます。

阿部寛演じるキャスターが“真実”を追う社会派ドラマ

主人公・進藤壮一（阿部寛）は、報道番組『ニュースゲート』のキャスター。

政界汚職、企業不祥事、ネット炎上――さまざまな“闇”を徹底取材し、真実を伝えるという使命を貫く姿勢が、視聴者の支持を集めています。

組織と信念の間で揺れながらも、正義とリアリズムを貫くキャラクター像は、阿部寛の重厚な演技で説得力を持って描かれます。

メディアと科学、報道と信念が交差する第3話

のんが出演する第3話では、研究成果と取材拒否、そしてSNSによる疑惑の拡散という、まさに現代的なテーマが描かれます。

科学的功績の裏に潜む葛藤やプレッシャー、そして報道の在り方に切り込む緊迫の展開は必見。

「何を伝えるか」ではなく「何を伝えないか」が問われる時代に、視聴者の心を刺す内容になっています。

共演キャストにも注目！研究者を支える脇役陣

のんが演じる篠宮楓を中心に展開される第3話には、実力派俳優たちによる脇を固めるキャスト陣も登場します。

複雑な研究現場の人間模様をリアルに描くため、科学者・報道関係者・SNSの反応など、多角的な視点が織り込まれているのも本作の魅力です。

それぞれのキャラクターが物語にどのように関わるのかも、視聴者の楽しみのひとつです。

井之脇海、利重剛、花總まりらが登場

帝都大学の准教授・栗林誠を演じるのは井之脇海。

篠宮楓を研究面・精神面で支える存在であり、真実と組織の板挟みになる難役を熱演しています。

また、研究所の上層部役には利重剛、楓の支援者である財団理事には花總まりがキャスティング。

それぞれの立場が複雑に交錯し、科学と報道の間にある「真実とは何か」を浮き彫りにしていきます。

それぞれのキャラクターが支える物語の構造

本作の見どころは、主人公だけでなく脇を固めるキャラクターたちの「揺れる正義」にもあります。

篠宮楓の研究に関わる人々の信念、保身、そして希望――それぞれの思惑が交差することで、1話完結ながらも濃密な人間ドラマが成立しています。

のんを中心に広がる「信じるものの価値」が問われる構成は、社会派ドラマとしても完成度が高く、重層的な物語を味わいたい視聴者にぴったりです。

のん×日曜劇場『キャスター』再出発の一歩に注目

のんの地上波ドラマ復帰作となった今回の『キャスター』出演は、キャリアの新たなステージとも言える注目の出来事です。

“リケジョ”という専門性の高い役どころに挑戦し、感情の揺れや社会との摩擦を丁寧に表現した演技に、すでに多くの期待が寄せられています。

これまでナレーションや映画などを中心に活躍してきた彼女の、ドラマという場での表現力にも改めて注目が集まります。

『キャスター』という社会的メッセージの強い作品の中で、のんが演じる篠宮楓というキャラクターは、報道と科学、個人と世論の狭間で揺れる“現代の象徴”とも言える存在。

ひとつの役を通して、現代社会が抱える問題や、メディアに対する視点を多くの人に問いかけてくれるはずです。

のんの“再出発”として、そしてドラマ『キャスター』第3話の核として――その演技と存在感をぜひ見逃さずにチェックしてください。