2025年6月5日に放送された『ロックは淑女の嗜みでして』第10話「あんなもんじゃねぇだろ!!/あいつらと、ロックがしたい!!!」では、対バンライブの結末とともに、白矢環が抱えていた本当の想いが明らかになります。
惨敗という結果の中でも、彼女たちは仲間との関係性や自分自身の音楽への向き合い方に大きな変化を迎えます。
今回は、環の心の成長とバンドの未来に繋がる“音楽への目覚め”にフォーカスして、物語の展開を詳しく解説します。
- 環が気づいた「本当にやりたい音楽」の正体
- りりさと音羽の関係性に秘められた信頼の形
- 環の残留決断がバンドにもたらす意味と変化
環の本音が明かされる|本当にやりたい楽器とは?
敗北の対バンライブが終わり、静けさに包まれたステージ裏。
しかし、りりさと音羽はまるで勝ち負けなど眼中にないように、互いの演奏について大声で罵り合っていました。
環はそのやり取りを見て、音羽がなぜ自分ではなくりりさを選んだのかを、はじめて理解します。
対バンライブの結果とりりさ&音羽の言い合い
観客からの拍手はゼロ。ビターガナッシュの敗北は明白でした。
しかし、それ以上に印象的だったのは、負けた直後に堂々とお互いを罵倒するりりさと音羽の姿。
その「ぶつかり合い」の中に、音楽への情熱と仲間への信頼が垣間見えました。
環が気づいた「やりたい音」の正体
その光景を見た環の中で、ある想いが芽生えます。
それは、自分が本当にやりたい「音楽」が、今までとは違う場所にあるという直感。
ただのパートや役割ではない、「音で語る」表現者としての道に気づき始めるのです。
環の残留決定|選んだのは“バンド”よりも“音”
環は最終的にビターガナッシュに残ることを選びます。
けれども、その理由は単純な「居心地の良さ」ではありませんでした。
彼女が選んだのは、「自分の音を見つけられる場所」だったのです。
ビターガナッシュに残った理由
ビターガナッシュというバンドは、衝突も多いけれど、誰もが真剣に音楽と向き合っている。
環はその空気の中で、自分もまだ成長できると感じたのでしょう。
決して消去法ではない「前向きな選択」としての残留です。
仲間ではなく、自分と向き合う決意
環の視線は、りりさや音羽ではなく、自分自身に向いていました。
誰かの背中を追うのではなく、自分の音で立ちたい――。
その決意こそが、環の“次なる一歩”を照らす光となります。
バンドの絆と再構築|りりさと音羽の関係性の変化
険悪に見えたりりさと音羽の関係にも、実は“絆”が潜んでいました。
罵り合うことで、互いの音楽を本気で認め合っていた二人。
環がそれに気づいたとき、バンドの空気は確かに変わり始めていました。
罵り合いの中にある“信頼”
「あんなもんじゃねぇだろ!!」「お前のドラムもよ!」
一見するとケンカのようなセリフにも、音楽を真剣に捉えるからこその信頼と期待が込められていたのです。
バンドとは、ただ仲良くするだけの場所ではない。魂をぶつけ合う関係なのだと、あの瞬間に証明されました。
環が見た「音羽がりりさを選んだ理由」
環は、音羽がなぜりりさをバンドに引き入れたのかを理解します。
りりさには“音楽をやる覚悟”があった。
それを環もまた、自分の中に探し始めるのです。
キャスト・放送情報まとめ
出演声優一覧
- 鈴ノ宮りりさ:関根明良
- 黒鉄音羽:島袋美由利
- 院瀬見ティナ:福原綾香
- 白矢環:藤原夏海
第10話の放送日と配信スケジュール
- 放送日:2025年6月5日(木)よる11時56分
- 放送局:TBS系全国28局ネット
ロックは淑女の嗜みでして第10話|環の本音と音楽への目覚めまとめ
環にとっての“音楽”は、ただ演奏するだけのものではありませんでした。
それは、自分と向き合い、葛藤し、仲間の声に耳を傾けながら探す“本音”そのもの。
第10話は、そんな環の心の目覚めを描いた、静かで熱い名エピソードでした。
- 対バンライブで拍手ゼロの惨敗
- りりさと音羽の罵り合いが絆を示す
- 環が本当にやりたい楽器に目覚める
- 環はバンド残留を選び「音」で勝負へ
- バンド内の関係性が再構築され始める
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