2025年5月18日放送のアニメ『ウィッチウォッチ』第7話「カンニコチャンネル/お茶の心はお茶の子さいさい」では、ニコとカンシが動画配信に挑戦する爆笑エピソードが展開されました。
“なんか儲かるらしい”という単純な理由で始まった「カンニコチャンネル」ですが、ふたりの配信センスは壊滅的。守仁は呆れつつも、サブカル好きのクラスメート・マガミケイゴの力を借りてなんとか立て直そうとします。
魔法とSNSが入り乱れる、予測不能でハチャメチャな日常が描かれるギャグ全開の回です。
- ニコとカンシの動画配信が巻き起こすドタバタ劇
- 魔法による“お茶の子さいさい”騒動の詳細
- 仲間たちの支えで描かれるチャンネルの再生物語
ニコとカンシの“なんか儲かるらしい”暴走配信
第7話の前半では、ニコとカンシが突如「カンニコチャンネル」という動画配信を始めるところから物語がスタートします。
「なんか儲かるらしい!」という軽い動機で始めたこのチャンネルですが、その内容は見るも無惨なクオリティ。
編集も構成も考えず、思いつきだけで暴走するニコとカンシの姿に、守仁(モリヒト)は早くも限界を迎えます。
配信スタート!センスは皆無で再生数も悲惨
ニコとカンシは、バズりを狙って様々な動画を投稿するものの、そのどれもがズレまくり。
モッツァレラチーズ引き伸ばし対決や、無言ダンスライブなど、コンセプトも謎なら編集もぐだぐだ。
視聴数は一桁、コメント欄も閑散とした様子に、視聴者どころか投稿者自身もやや混乱。
「なんか違う…」とつぶやくカンシに、守仁の怒りが爆発します。
守仁の怒り爆発、ケイゴにアドバイスを依頼
あまりのセンスのなさにしびれを切らした守仁は、クラスメートでサブカル好きのマガミケイゴに相談します。
“サブカルクソ野郎”と呼ばれる彼のアドバイスに、ニコとカンシは目から鱗状態。
一方で、守仁は「なんでこんな面倒ごとに…」と頭を抱えつつ、徐々に動画配信に巻き込まれていきます。
第7話は、そんな守仁のツッコミが冴えわたるテンポの良いコメディ回として楽しめる構成になっています。
マガミケイゴの“サブカルアドバイス”が炸裂
動画配信に迷走するニコとカンシのもとに現れたのが、サブカル大好き男子・マガミケイゴです。
守仁に頼まれて登場した彼は、“バズる動画”の何たるかを熱弁。
彼独特の偏った感性とオタク的視点が炸裂し、視聴者もニコたちも翻弄されます。
動画は中身じゃない、空気感と“バズ”が命
ケイゴが語るのは、「内容より“空気”だよ!」という衝撃の理論。
「画質より画角」「編集より“無編集感”」「無音より環境音」といったこだわりは、逆張りサブカル感満載で、ニコとカンシはなぜか納得。
守仁だけが「理屈が破綻してる!」と真っ当なツッコミを入れ続けます。
しかしなぜか話が進んでしまうあたりが、このアニメらしいゆるさでもあります。
独特すぎるケイゴ理論に守仁は困惑
ケイゴのアドバイスに基づき、ニコたちは“バズ”を狙って動画を再撮影します。
ところが、「ナチュラルな無駄話を5時間流す」「編集で字幕をわざとずらす」など、ますます迷走するカンニコチャンネル。
守仁は「逆に炎上する!」と止めに入るものの、ニコたちは楽しそうに暴走。
“バズらない自由”を満喫しているようにも見える様子が、シュールな笑いを生み出しています。
魔法トラブル勃発!お茶の儀式で大混乱
第7話の後半では、動画配信とはまったく異なるテーマである“お茶”にまつわるエピソードが描かれます。
ニコが魔法を使ってお茶の心を再現しようとするのですが、その魔法がまさかの暴走。
平和なはずのお茶の儀式が、一転して大騒動へと発展します。
ニコの魔法が暴走し、部屋がお茶まみれ
「お茶をもっとおいしく淹れる魔法」を試みたニコでしたが、魔法の効果が強すぎて、茶器が勝手に動き出すという異常事態に。
湯のみは宙を舞い、急須は自己判断で注ぎまくり、部屋中が熱いお茶でビショビショになります。
カンシは熱湯を浴びて「アツーーッ!」と叫び、守仁は一言「だから魔法で茶道すんなって言ったろ」と呆れ顔。
“お茶の子さいさい”がリアルになる珍事
タイトルにもなっている「お茶の子さいさい」という言葉が、まさかの物理現象として現実化。
謎の小さな妖精のような存在が現れ、「お茶の子さいさい〜♪」と口ずさみながら部屋中にお菓子とお茶を配り始めます。
この幻想的で不可解な演出に、登場人物も視聴者もぽかんとするばかり。
最終的には守仁が魔法を打ち消して収束しますが、“魔法って便利だけど危ない”を再確認する回にもなりました。
守仁と仲間たちの支えでチャンネル再起なるか?
お茶騒動が一段落し、ニコとカンシは再び「カンニコチャンネル」に向き合います。
このとき、守仁が動画制作に本気で関わる姿勢を見せ始め、チャンネルの空気が少しずつ変わっていきます。
ケイゴや他のクラスメートたちの協力も加わり、チームとしての一体感が芽生え始める展開は、意外にも心温まるものでした。
動画制作はチーム戦?意外な一体感が生まれる
「バズりたい」という軽い動機で始めた動画配信でしたが、仲間たちと意見を出し合いながら試行錯誤するうちに、本当に楽しい動画づくりへと変わっていきます。
撮影、編集、サムネイル作成まで分担して行う様子に、視聴者も「文化祭を見ているような温かさ」を感じたことでしょう。
ニコもカンシも、「バズるかどうか」より「面白いことをやる」ことの大切さに気づいていきます。
最後はいつもの日常へ、でも再生数は…?
一時は暴走気味だった「カンニコチャンネル」も、守仁のおかげで落ち着きを見せます。
ただし、肝心の再生数は相変わらず一桁で、収益化にはほど遠い状況。
それでも、みんなが笑って動画を振り返る姿には、ギャグと青春が同居する『ウィッチウォッチ』らしさが詰まっています。
“バズらないけど、楽しい”という結末が、とてもこの作品らしい締めくくりとなりました。
ウィッチウォッチ第7話ネタバレのまとめ|魔法×動画配信=混沌コメディ!
アニメ『ウィッチウォッチ』第7話は、動画配信と魔法という現代と非日常が融合したギャグ回でした。
「儲かりたい!」という軽いノリから始まった「カンニコチャンネル」も、守仁やケイゴ、仲間たちの力で少しずつ“らしさ”を取り戻していきます。
そして中盤の“お茶の子さいさい”では、魔法がもたらすハプニングと笑いの絶妙なバランスが炸裂しました。
登場人物たちの掛け合いやテンポ感も秀逸で、特に守仁のツッコミは今回も冴えわたっています。
再生数や収益よりも「一緒に楽しむこと」の大切さに気づくラストには、小さな感動と青春のにおいすら漂いました。
第7話は、ドタバタのなかにもチームの絆がにじむ、ウィッチウォッチらしいエピソードとなっています。
- ニコとカンシが動画配信に挑戦
- サブカル男子ケイゴの奇抜な助言
- 魔法の暴走で“お茶の子さいさい”が実体化
- 守仁のツッコミと仲間の支えが光る
- 笑いと青春が詰まったギャグ回
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