『ヴィジランテ』第3話「蜂」ネタバレ解説｜新キャラ蜂須賀九印が物語を動かす！

『僕のヒーローアカデミア』公式スピンオフとして注目を集めるTVアニメ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』。

2025年4月21日放送の第3話「蜂」では、ポップ☆ステップのファンによる暴走事件と、新たな登場人物・蜂須賀九印の登場により、物語が大きく動き出します。

この記事では、第3話のあらすじと見どころ、新キャラクターの背景までをわかりやすく解説。これを読めば『ヴィジランテ』の物語がさらに楽しめること間違いなしです。

第3話のあらすじ｜トリガーの脅威とポップの危機

第3話「蜂」では、コーイチが「ザ・クロウラー」として本格的なヴィジランテ活動をスタートさせるところから物語が動き始めます。

彼のもとにはポップ☆ステップやナックルダスターも頻繁に訪れるようになり、これまでの静かな日常が、にぎやかでスリリングな日々へと変化していきます。

しかし、その平和は“トリガー”という違法薬物によって突如崩れ去ります。

“ザ・クロウラー”として活動を始めたコーイチ

ヒーローにはなれなかった大学生・コーイチが、「親切マン」から「ザ・クロウラー」として自らの正義を貫く決意を固めた第3話。

ヴィジランテとしての活動に手応えを感じ始め、周囲との連携も強まっていく様子が描かれます。

だがその裏で、不穏な動きが静かに始まっていたのです。

暴走したファンがポップを襲撃

ポップ☆ステップの熱狂的なファンが、“トリガー”を使用したことで突如暴走。

理性を失った彼は、ポップを襲うという衝撃的な展開を引き起こします。

プロヒーローでもないコーイチとナックルダスターが、命を懸けて彼女を守ろうとする姿に注目です。

ナックルダスターとの連携でピンチを脱する？

暴走したファンのパワーに対して、ナックルダスターが取った“非合法”かつ合理的な制圧は、ある意味で痛快。

一方で、「正義とは何か」「本当のヒーローとは誰か」という、根本的なテーマにも踏み込んでいます。

この事件は、コーイチたちにとっても視聴者にとっても、「ヴィジランテ」の世界観を象徴する重要な転機となります。

新キャラクター・蜂須賀九印とは何者？

第3話で初登場したのが、新キャラクター・蜂須賀九印（はちすか くいん）。

眼鏡をかけた知的な雰囲気の少女でありながら、その存在は物語の流れを根底から覆す“キーパーソン”として描かれています。

彼女の登場によって、単なるヒーロー物語ではなく、裏社会や陰謀も絡む新展開の幕が開きます。

眼鏡の少女が登場、その正体は？

一見、普通の女子学生のように見える蜂須賀ですが、その言動にはどこか得体の知れない落ち着きと威圧感があります。

彼女は“観察者”なのか、それとも物語の“裏”を知る人物なのか。

まだその目的は語られていませんが、今後のストーリーの大きな鍵となるのは間違いありません。

物語を一変させる“超重要人物”の布石

蜂須賀九印の登場によって、それまで小規模だった事件が“組織”や“勢力”の影を感じさせる規模へとスケールアップ。

彼女の背景や目的が明かされるにつれ、物語はさらに深く複雑になっていくことが予想されます。

「彼女は敵か、味方か？」視聴者の間でも議論が巻き起こっています。

声優・千本木彩花さんが演じる注目キャラ

蜂須賀九印を演じるのは、実力派声優・千本木彩花さん。

過去には『甲鉄城のカバネリ』や『BEASTARS』などで存在感ある演技を披露しており、今回もそのミステリアスな声の演技が絶妙にハマっています。

視聴者からは「声だけで怖い」「静かな圧がすごい」と絶賛の声が多数上がっています。

ポップ☆ステップの歌唱シーンが話題に

第3話では、ポップ☆ステップのキャラクターソング“POP☆STEP”の歌唱シーンが挿入され、多くのファンの心を掴みました。

緊迫した事件の中で披露される、あまりに無防備でまっすぐな歌声が、より強くキャラクターの魅力を引き出します。

ヒーローではない少女の叫びが、街に響き渡る印象的なシーンです。

キャラソン“POP☆STEP”リリックビデオ公開

本編放送と同時に、公式YouTubeチャンネルでリリックビデオも公開されました。

ポップ役の長谷川育美さんが歌う「POP☆STEP」は、力強くも素朴な歌詞とメロディで、「ポップ」そのものを表現した仕上がりになっています。

映像には、第3話で登場したライブシーンのカットも多く使われています。

ポップの「上手くないけど心に届く」歌声

ポップは、作中でも「歌が下手」と言われる設定ですが、その“等身大”の歌声こそが、多くの視聴者の胸に響きました。

不器用でも、誰かを元気づけたいという気持ちが全面に出た歌には、SNS上でも「泣けた」「胸を打たれた」といった声が多数上がりました。

長谷川育美さんのコメントも到着

ポップ役の長谷川育美さんは「技術よりも“届けたい想い”を大切にした」とコメント。

自身も収録時に「自然体で演じられた」と語っており、役と声優本人の一体感が高まったエピソードとして記憶に残る回となりました。

音楽的な楽しさだけでなく、キャラとしての感情も強く伝わる名シーンです。

ファンアカウント“ポップ☆ステップ情報局”とは

第3話の作中には、“ポップ☆ステップ情報局”というSNSアカウントが登場します。

これは、ポップのファンが開設したという設定のアカウントであり、彼女の活動を応援し、拡散する役割を担う存在として描かれています。

フィクションと現実のSNS文化が交錯する仕掛けが、視聴者の間でも話題になっています。

作中にも登場するファンのSNSアカウント

このアカウントは、ポップのステージ映像や写真、応援コメントを投稿しているような体裁で描写されており、非常にリアルな構成となっています。

特に現代のファン文化を反映した演出として、ファンとアーティストの距離の近さが感じられる要素です。

ポップの人気と社会への影響が垣間見える演出

このアカウントの存在により、ポップが「地下アイドル的存在」であること、そして彼女の行動がSNSを通して拡散されているという世界観が視覚的に理解できます。

ヒーローというより“人間らしいアイドル”としての描写に深みが加わり、視聴者の共感も得やすくなっています。

物語と現実がリンクする仕掛けに注目

現実のSNSでも、“ポップ☆ステップ情報局”を模したファンアカウントが登場しており、作中の仕掛けがリアルな世界にも波及。

作品と現実が繋がるこの演出は、『ヴィジランテ』ならではの没入感を生んでいます。

こうしたファン文化の描写が、作品世界のリアリティをさらに高めています。

『ヴィジランテ』第3話「蜂」まとめと今後の展開

第3話「蜂」は、作品全体の転機とも言える重要なエピソードでした。

“トリガー”という違法薬物の恐ろしさ、ポップの危機、そして蜂須賀九印という新たな存在の登場により、物語の緊張感と広がりが一気に増しています。

今後の展開に向けた大きな布石が多数打たれた回と言えるでしょう。

蜂須賀九印の動向がカギを握る展開へ

彼女がなぜ現れたのか、何を見ているのか、その正体と目的は第4話以降の大きな焦点となります。

ミステリアスな雰囲気と不穏な空気を纏いながら、彼女の存在が徐々に影響を広げていく様子は要注目です。

ポップを守るための“非合法ヒーロー”たちの選択

ナックルダスターやコーイチたちが下した決断は、ヒーローとしての正規ルートとはかけ離れたものでありながら、非常に人間的で共感を呼ぶものでした。

今後も、“正義とは何か”を問う場面が増えていくことが予想されます。

第4話以降も新たなキャラと事件に注目

ヴィジランテの物語は、次第にスケールを拡大し、社会の裏側やヒーロー制度の矛盾に迫っていく段階に入りつつあります。

視聴者も一緒に“選ばれなかった者たちのヒーロー像”を追体験できる、濃厚なドラマが今後も続いていくでしょう。

第4話も見逃せません。