『名探偵コナン 隻眼の残像』初日で興収10.5億円突破！シリーズ史上最速のロケットスタート

2025年4月18日に公開された劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像（フラッシュバック）』が、初日だけで観客動員69万人、興行収入10.5億円を記録し、シリーズ歴代最高のスタートを切りました。

公開初日からリピーターが続出し、SNSでは“八ヶ岳登頂”（＝8回鑑賞）するファンの姿も見られるほど。前作『100万ドルの五稜星』を上回る109％の滑り出しに、配給元の東宝も「前作超えを見込める」と太鼓判を押しています。

本記事では、初日記録の詳細から作品の注目ポイント、ファンの反応、今後の興収予測までをまとめてお届けします。

劇場版『名探偵コナン』23作品AmazonPrimeで配信中

劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』公開初日で10.5億円突破の快挙

2025年4月18日に全国公開された劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像（フラッシュバック）』が、初日で観客動員69万人、興行収入10.5億円という記録を打ち立てました。

これはシリーズ歴代最高の初日成績となっており、過去作を大きく上回るスタートダッシュです。

劇場には初日から多くのファンが詰めかけ、上映後にはSNSで「泣いた」「伏線回収が神」「もう一度観たい」といった熱量の高い投稿が相次ぎました。

全国522館で公開、IMAXや4DXでも拡大上映

今回の劇場公開は、全国522館というシリーズ最大規模で行われており、IMAXや4DX、Dolby Cinemaなど多彩なフォーマットでの上映も展開。

劇場によっては深夜帯の追加上映が実施されるなど、公開初日から熱狂的なファンの動員が目立ちました。

特に都市部の劇場では“満席”の表示が相次ぎ、複数回鑑賞を予定するリピーターも多数確認されています。

前作超えの109％スタート！東宝も驚く滑り出し

前作『100万ドルの五稜星（みちしるべ）』の初日成績は動員63万人・興収9.6億円でしたが、今作『隻眼の残像』はそれを大幅に上回り、動員・興収ともに約109％の成長を記録。

配給元の東宝も「前作を超える勢いで、シリーズ最高記録が狙える数字」と発表し、記録的な滑り出しに手応えを見せています。

シリーズ累計興行収入も更新ペースに突入しており、今後の週末動員やGW期間中の成績に期待が高まっています。

ファンを熱狂させた本作の魅力とは

『隻眼の残像（フラッシュバック）』がここまでの大ヒットスタートを切った理由は、その作品内容の魅力とキャラクター描写の深さにあります。

サスペンス性の高いプロットと感情を揺さぶる展開に、公開初日からリピーターが続出しています。

今作では、これまで以上にコナンワールドの“深部”に踏み込む物語が描かれ、ファン層の年齢を問わず心をつかんで離しません。

長野県の雪山×毛利小五郎×隻眼の警部・大和敢助

本作の舞台は長野県・雪山という極限のロケーション。

物語の中心となるのは、毛利小五郎と、隻眼の警部・大和敢助。

二人が過去に関わった事件の“真相”と、“10か月前の殺人事件”が複雑に絡み合い、伏線と伏線がリンクしていく濃密なサスペンス構成が展開されます。

ゲスト声優に山田孝之＆山下美月、主題歌はKing Gnu

本作の話題性を一層高めたのが、豪華なゲスト陣の参加です。

俳優・山田孝之が謎のキーパーソン役を担当し、ミステリアスな存在感を放っています。

さらに乃木坂46の山下美月が事件の鍵を握る女性キャラを熱演し、シリーズに新たな感情の深みを加えています。

主題歌にはKing Gnuの新曲「TWILIGHT!!!」が起用され、エモーショナルな楽曲が物語をよりドラマチックに演出しています。

リピーター続出！SNSで話題の“八ヶ岳登頂”とは？

公開初日から観客動員69万人を突破した『隻眼の残像』ですが、その人気を支えているのが“熱狂的なリピーター”たちの存在です。

SNS上ではすでに「2回目観てきた！」「4回目で気づいた伏線にゾクッとした」などの投稿が続出しており、異例の盛り上がりを見せています。

中でも注目されているのが、コナンファンが名付けた“八ヶ岳登頂”というリピーター称号です。

8回目鑑賞の猛者も登場、声優陣も驚きの熱量

「八ヶ岳登頂」とは、劇場で同じ映画を8回観ることを意味する、ファン発祥の通称。

劇場のSNSや舞台あいさつでも「もう8回観ました！」「朝・昼・夜の3連続鑑賞です」といったコメントが飛び交い、声優陣も「ちゃんと寝てますか!?」と驚くほどの熱量です。

作品の複雑な構造や伏線の多さが、何度も観たくなる中毒性を生んでいることは間違いありません。

ファンの投稿で広がる聖地巡礼＆応援ムーブメント

リピーターの間では、長野県のロケ地やモデル地をめぐる“聖地巡礼”も話題となっています。

映画に登場する山岳地帯や警察署の外観などを実際に訪れたファンの投稿が増え、観光ムーブメントとしても盛り上がりを見せ始めています。

また、上映前にグッズを買い、上映後には応援イラストを投稿するファンアート文化も活性化しており、“観る”だけでは終わらない参加型の盛り上がりが生まれています。

過去作と比較して見る歴代成績と記録更新の期待

『隻眼の残像（フラッシュバック）』は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの中でも圧倒的な初動記録を叩き出しています。

公開初日の時点で、すでに歴代トップクラスの興収を更新しており、ファン・業界関係者の期待も高まっています。

ここでは、近年の代表作とのデータをもとに、興収記録の推移と今作のポジションを検証していきます。

『100万ドルの五稜星』との比較と今作の優位性

前作『100万ドルの五稜星（みちしるべ）』（2024年）は、初日動員63万人／興収9.6億円、最終興収158.8億円というシリーズ歴代最高記録を打ち立てました。

今回の『隻眼の残像』は、初日だけで69万人動員／10.5億円と、すでに前作を大きく上回るスタートです。

上映規模、ゲストキャスト、伏線の巧妙さなど、内容面でも注目度が高く、記録更新は現実味を帯びています。

ゴールデンウィーク興収に向けての注目ポイント

劇場版コナン作品は、公開初日〜GW（ゴールデンウィーク）にかけて爆発的に興収を伸ばすのが例年の傾向です。

2025年のGWはカレンダー的にも観客動員が集中しやすく、『隻眼の残像』にとって絶好の追い風が吹いています。

このままの勢いが続けば、最終興収160億円突破、さらにはシリーズ初の170億円超えも視野に入ってくると見られています。

『隻眼の残像』はどこまで伸びる？初日記録から見る今後の展望

初日だけで観客動員69万人・興行収入10.5億円を記録した『名探偵コナン 隻眼の残像（フラッシュバック）』。

この勢いがどこまで続くのか、ファンの間でも注目されています。

ここでは、これまでのデータやシリーズの傾向から、今後の展開を予測していきます。

リピーター文化が興収を底上げ

劇場版コナンの大きな特徴は、リピーターの存在が全体の興収を強く押し上げる点です。

今作でも“八ヶ岳登頂”に代表されるように、何度も劇場へ足を運ぶファンが続出しており、興行成績の右肩上がりが期待できます。

伏線・演出・音楽といった要素の再確認欲求が高いことが、ロングランヒットに繋がる最大の要因です。

SNSとメディア露出によるさらなる拡散

公開直後からSNS上では「○○が伏線だったのか！」「主題歌が鳥肌モノ」といった投稿が急増。

ファン同士の考察共有やファンアートの拡散が、新規層の観客を呼び込む流れを生んでいます。

さらにTV番組やニュースでも多く取り上げられており、ゴールデンウィーク〜初夏にかけての“第2波”動員が期待されるでしょう。

このように、初動だけでなく“ロングスパンでの話題性と支持”を持つ今作は、歴代最高興収記録を塗り替える可能性大です。