2025年5月25日放送の『ダメマネ!』第6話では、芸能界の“炎上”リスクとマネジメントの現実を描く怒涛の展開が繰り広げられました。
無名女優・田辺昌枝のひと言からSNS炎上が発生し、年の差恋愛・服装批判・謝罪放送・CM契約危機と、事態は予想外の方向へ拡大していきます。
果たして芸能4部のメンバーは昌枝を救えるのか?そして美和と真田の恋の行方は?見逃せない回となりました。
- 田辺昌枝の発言が招いたSNS炎上の全容
- 芸能4部のチームワークと炎上対応の裏側
- 美和の成長と真田との恋の行方
昌枝の“余計なひと言”がSNSで炎上!
第6話では、芸能4部に所属する無名女優・田辺昌枝(濱田マリ)のラジオ発言が引き金となり、大規模なSNS炎上が発生します。
問題の発言は、「おっさんは古い座布団の匂いがする」「26歳年下の彼氏がいて幸せ」など。
これに対し、SNSでは「おばはんのくせに原色着るな」「自慢すんな」など、年齢・容姿・恋愛に対するバッシングが一気に噴出しました。
ラジオ発言が拡散「おばはんのくせに原色着るな」問題に発展
昌枝の服装や振る舞いに対して、悪意に満ちた揶揄と誹謗中傷がSNS上で爆発的に広がります。
原色の衣装や年下彼氏との交際を「イタい」と決めつける声により、年齢差別・ジェンダーバイアスの問題まで浮き彫りになります。
世間の“正義”を名乗るネット世論が、個人の尊厳を次第に押しつぶしていく様子が生々しく描かれました。
年の差恋愛バッシングとネット社会の恐怖
26歳年下の恋人・細井(佐藤大樹)との関係までもがターゲットとなり、「気持ち悪い」「売名だろ」といった書き込みが殺到。
恋愛に年齢差は関係ないという本来の自由は、ネット上では許されない風潮として描かれます。
この一件は、SNSがもたらす一瞬での社会的制裁と、芸能人が直面する現代のリスクを象徴していました。
犀川のムチャぶり!「もっと燃やして売名だ」
SNS炎上に対して、芸能4部のドS上司・犀川(安田顕)は「もっと燃やして話題にしろ」と、驚きの発言で美和にムチャぶりをします。
炎上を逆手に取り、知名度を上げようとする手法に、美和や木村(千葉雄大)は困惑を隠せません。
その判断が次第に現場を混乱させ、事態は制御不能な方向へと広がっていきます。
炎上を逆手に取るマネジメント方針の裏表
犀川の方針は、一見すると話題づくりとして理にかなっているようにも見えます。
しかし、SNSはコントロール不能の群衆心理で動く世界。
一度“燃え広がった”ら、誰にも止められないという現実が突きつけられます。
炎上を「商機」と見るその姿勢が、むしろ所属タレントを危機に追い込むという、現代の芸能マネジメントの限界を描いていました。
チャンスか地獄か?CM契約に飛び火するリスク
さらに炎上は、昌枝と無関係なはずの真田(山田涼介)のCM契約にまで飛び火。
企業側からは「イメージ悪化」として降板の検討が持ち上がります。
この展開は、ひとつの炎上が“部全体の命運”に関わるという、芸能界の連鎖的リスクを象徴していました。
犀川の判断が“現場崩壊”を招くか、それとも起死回生となるか…マネージャーとしての決断が試される回となります。
打ち切り決定!昌枝が消えた謝罪生放送
炎上の波紋は止まらず、ついに昌枝が出演するラジオ番組の打ち切りが決定。
番組側は最終回に“謝罪生放送”を設定しますが、当日になっても昌枝はスタジオに現れません。
芸能4部のメンバーたちは、時間との戦いの中で現場を支えようと奮闘します。
謝罪予定のラジオに現れない本人
開始5分前になっても昌枝は行方不明。
焦るスタッフ、狼狽えるメンバーたち、そして謝罪を待ち構えるリスナーたち。
生放送という“逃げ場のない舞台”で、マネージャーの真価が問われます。
美和は「どうするのが正解かわからない」と悩みながらも、“今できること”を一つずつ実行していきます。
芸能4部、時間との戦いと団結の瞬間
木村や他のメンバーも動き出し、スタジオを守りながら昌枝を探すという二重任務に挑みます。
誰一人パニックにならず、少しずつ役割を分担していく様子には、“チームとしての絆と成長”が見て取れました。
結果的に、昌枝は放送終了ギリギリに登場し、自らの言葉で謝罪。
その姿にSNSの空気も徐々に変わっていく…現場の人間力が炎上に立ち向かった名場面でした。
美和の奮闘と成長、真田との恋の行方は
第6話では、炎上対応に追われる中で、美和(川栄李奈)のマネージャーとしての成長も大きな見どころとなりました。
予期せぬ騒動に右往左往しながらも、彼女は「今、誰のために動くべきか」を必死で考え抜きます。
そして、逃げずに現場に立ち続ける姿勢が、チームに勇気を与えていきます。
「恋愛バレたら即クビ!」のルールと揺れる感情
一方で、真田祐士(山田涼介)から突然の告白を受けた美和は、心の動揺を隠しきれません。
先輩・木村(千葉雄大)からは「バレたら即クビ」と釘を刺され、プロ意識と恋心の板挟みに。
恋愛感情を否定しきれない自分に戸惑いながらも、マネージャーとしての責任を優先しようとする姿勢が描かれます。
守るべきはタレントか、恋か、マネージャーの選択
CM降板の危機を前に、真田の心も揺れていました。
美和にとって、“タレントを守る”ことと“自分の想い”の両立は簡単ではありません。
それでも彼女は、職務を全うするために覚悟を決め、「まずは仕事に集中する」と宣言します。
ふたりの関係がどう進展していくのかは、今後の大きな注目ポイントです。
ダメマネ!第6話まとめ|炎上時代に必要な“チーム”と“人間力”
第6話は、SNS時代の炎上リスクが現実にどう作用するか、そしてそれに立ち向かう芸能マネージャーたちの危機管理と覚悟を描いた回でした。
犀川の炎上“推進”発言や、ラジオ打ち切り・謝罪放送といった展開の中、美和と芸能4部のチームワークがひときわ光る回となりました。
同時に、美和と真田の関係性にも変化が訪れ、恋と仕事のバランスに揺れる姿も人間らしく描かれました。
“失敗”を乗り越える力が、マネジメントに必要だ
「おばはんのくせに原色着るな」――この時代にあふれるバッシングに、怒りではなく“言葉と行動”で向き合った芸能4部の姿勢は、視聴者の心を打ちます。
SNSの怖さだけでなく、現場で向き合い続ける人間たちの温かさが印象的でした。
ドラマは引き続き、マネージャーという裏方の熱さと成長を描き続けます。
- 昌枝の一言がSNSで炎上、番組打ち切りへ
- 「おばはん原色着るな」が拡散、年齢差別も話題に
- 犀川の“もっと燃やせ”発言が事態を悪化
- ラジオ謝罪生放送に昌枝が現れず、現場混乱
- 美和と芸能4部の団結が状況を動かす鍵に
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