鬼灯の冷徹第12話ネタバレ!レディ・リリス登場で地獄が揺れる!

時代物アニメ
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地獄にもファッションの波が押し寄せた!?

『鬼灯の冷徹』第12話では、魔性の女・レディ・リリスとその夫ベルゼブブが、地獄を揺るがす騒動を巻き起こします。

ショッピングに講演会、そして新たな妖怪伝説まで──今回はコメディも伝承も詰まった“カオス回”です!

この記事を読むとわかること

  • 地獄に訪れたリリスとベルゼブブ夫婦の珍騒動の全容
  • “ギャグ”と“伝承”が見事に融合した構成の魅力
  • 第12話がファンの間で高評価を得た理由とそのポイント

レディ・リリス、地獄で“お買い物満喫”

「地獄=苦しみの場」──その常識を一瞬で破壊してくれたのが、あのレディ・リリスだった。

第12話の前半パートは、彼女の“地獄観光ショッピング”がテーマ。

地獄に来てまで買い物とは、さすがは魔界のレディ。

サタンの講演に同行するという体で日本地獄へやってきたリリスだが、彼女の目当ては講演でも学びでもない。

ずばり、地獄の名物グッズ買いあさりである。

その様子は、まるで原宿の観光客。

「これ可愛い!」「これも買う!」と次々に地獄土産を手に取る姿は、完全に“地獄版インフルエンサー”。

そして極めつけは、財布を開くのは隣のベルゼブブ。

これには鬼灯も思わず無言に。

視聴者も「リリス買い物しすぎw」「地獄の経済を回す女」と爆笑と困惑の連続。

“地獄”という異界でありながら、リアルすぎる夫婦関係が描かれているのも『鬼灯の冷徹』らしさ全開だ。

これが地獄の一日だなんて、やっぱりこの作品……ただものじゃない。

ベルゼブブ夫婦、地獄をかき乱す存在感

レディ・リリスがショッピングなら、旦那・ベルゼブブは筋肉勝負で地獄をかき乱す!

第12話後半、突如として始まる“地獄のスポーツ対決”は、まさに想像の斜め上をいく展開だった。

夫婦そろってやってくると、地獄の秩序が崩壊する

ベルゼブブは地獄庁の仕事ぶりに触発されたのか、「俺も鍛え直すか!」と勝手にやる気を出し、鬼灯たちを巻き込んで勝負を挑む。

スポーツの種目はどれも謎ルール満載。

相撲、槍投げ、鬼ごっこに至っては、なぜかハクタクが捕まる側という理不尽さ。

これには視聴者も「地獄って平和なの?」「体育祭かよ!」とツッコミ続出。

リリスが観客席で応援しながらバクバクと地獄のお菓子を食べている姿も、妙にリアルで笑いを誘う。

それにしてもこの夫婦、“空気を読まない力”が桁違いだ。

とはいえ、どこか憎めないのがベルゼブブの魅力。

真面目にやってるのか、ふざけてるのか、もはや境界線すら曖昧だ。

それでも彼の存在が、地獄のカチコチな日常を一瞬ゆるめてくれる

つまり今回、ベルゼブブ夫妻が見せてくれたのは、「悪魔だって人生楽しんでいいんだ」というメッセージ。

地獄が一番笑ってたのは、たぶんこの2人のせいだ。

中国現世に妖怪が広まった“伝承回”

バカ騒ぎとお買い物フィーバーの余韻をぶった斬るように、物語は一転、“伝承”モードへ。

それがまた、この作品の恐ろしいところ。

ギャグと歴史、シュールと知識を一話の中に混ぜてくるのが『鬼灯の冷徹』の真骨頂なのだ。

この第12話では、中国現世で語られるようになった妖怪たちの伝承が語られる。

語り部はもちろん、シロ。

彼の無邪気なナレーションとともに、地獄温泉での過去エピソードが描かれる。

そこにはハクタクとの若かりし日の出来事も絡み、“あの因縁の始まり”を思わせる描写も。

視聴者としては、思わず「なるほど、こうつながっていたのか」と膝を打つ構成。

ただのギャグアニメと見せかけておいて、妖怪文化の根本に切り込んでくるこのストイックさ、脱帽です。

特に印象的だったのは、地獄の出来事がやがて人間界の“伝説”として語り継がれるという仕掛け。

これによって、地獄と現世が絶妙にリンクし、作品世界に深みが増す。

そう、『鬼灯の冷徹』は地獄ギャグだけじゃない。

民俗学的に見ても優秀な一話だったと、私は感じている。

笑わせた後で知識と感動まで持ってくる──この第12話、相当“濃い”です。

地獄の“カオス日常”と伝統ギャグの融合

『鬼灯の冷徹』が他のギャグアニメと一線を画す理由。

それは、“日常”という概念を、地獄という非常識の中に成立させていることにある。

この第12話でも、その“日常の地獄”っぷりは健在だった。

鬼灯様の真顔ギャグ、唐突に入る解説タイム、どこからともなく現れるマキとイチゴ。

そして、定番中の定番である唐突な雑学と小ネタの嵐。

普通なら“話が散らかる”ところだが、この作品においては、それが様式美なのだ。

例えば、温泉の成分解説から始まり、いつの間にか酒の話になり、最終的に唐傘お化けが論破されていく。

一つの話題が転がりに転がっていく構成は、落語にも通じる“地獄流漫才”とも言える。

これは“練り込まれた混沌”――つまり、脚本と演出の勝利だ。

また、声優陣の芝居も安定の職人芸。

鬼灯役・安元洋貴のブレない低音、ハクタクの間抜けな可愛さ、シロの癒し、どれも地獄の温度を調整する絶妙なバランスだ。

全キャラが“地獄らしさ”と“人間臭さ”を同時に持つ、このキャラ設計の妙にも注目したい。

そしてなにより、この回の空気感には“原作愛”がにじんでいた。

ギャグと伝承、混沌と統制、そのすべてを笑いで包む

『鬼灯の冷徹』という作品が、なぜ根強く支持され続けているのか──その理由が詰まった30分だった。

ファン反応と伝承への期待

放送後、SNSや掲示板はまるで“地獄の炎”のように熱狂していた。

中でもひときわ話題をさらったのは、やはりレディ・リリスの初登場だ。

「美しいのに強欲!」「旦那を財布にするスタイル最高」と、ファンの反応は爆笑と称賛の入り混じったカオス。

一方で、後半の“妖怪伝承”パートに対する評価も極めて高い。

「知識と笑いのバランスが神がかってる」、「昔話の裏側をこう料理するとは…」と、原作ファンからも初見視聴者からも高評価が相次いだ。

まさに“ギャグで覚える民俗学”、この言葉がぴったりの回だった。

さらに、今後の展開にも注目が集まっている。

レディ・リリスの再登場はあるのか?

ベルゼブブ夫妻がまた騒動を起こすのか?

そして、語られなかった地獄伝承がどれほど残っているのか

こうした“次回への余白”が、作品の“伸びしろ”であり、“愛される理由”でもある。

『鬼灯の冷徹』は、ギャグだけのアニメではない。

地獄という舞台を通して、人間の愚かさと可笑しさ、そして知恵までも描く知性のアニメなのだ。

私は、こうした作品がもっと評価され、語られていくべきだと思う。

そして願わくば、また新たな伝承やキャラクターと出会える日が来ることを、心から楽しみにしている。

この記事のまとめ

  • レディ・リリスの地獄ショッピング大暴走
  • ベルゼブブの謎スポーツ対決で地獄混乱
  • 妖怪伝承と民俗知識がギャグに昇華
  • 地獄の日常×非日常が絶妙に共存
  • 原作ファンもうなる知識系エピソード
  • 定番キャラの掛け合いが今回も炸裂
  • 視聴者からは「情報量すごすぎ」の声多数
  • 次回への期待と伝承の“余白”も秀逸

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